ブラック企業対策

今すぐ辞めた方がいいダメな会社の特徴10選【現役管理者が徹底解説!絶対に転職した方がいいと断言する会社の特徴】

こんにちは、村長のすももです。

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今回のテーマは「 転 職 」です。

 

・毎日頑張って働いているのに、なかなか評価されない。

・一生懸命やってきたのに、自分1人だけ損をしているようだ。

・会社やご利用者のために尽くして努力してきた人が潰れて辞めていく。

こんな残念な経験をしている介護士さんは多いと思います。

すもも
すもも
どんなに能力のある人でも、どんなに努力をしていても「そもそも頑張っている場所が間違えている」のならどうしようもありません。

そんなダメな会社のせいで「介護」を嫌いになってほしくありません。

我慢して間違った会社で働いているせいであなたの貴重な時間や能力がムダになる可能性があるため、いま勤めている会社が本当にまずいと気づいたら、転職も立派な手段と考えてください。

しかし、転職するなんて言葉でいうのは簡単ですが、実際はなかなか勇気が必要です。

「そんな会社はやく辞めればいいのに。」

「もっといい仕事に転職すればいいのに。」

わかっていても、時間と体力と精神力が必要・・・。

次の職場で上手くやっていけるのか、本当に今よりいい会社なのか・・・。

なんて事を考えて二の足を踏んでしまいます。

もも
もも
転職はやってみなきゃわからないし、絶対に大丈夫なんてないですよね。なにが正解なのかわからないので正直不安です^^;

本記事は、そんな不安を少しでも改善して「より良い転職」につなげて頂ければ嬉しいと思って書いています。実際に行動を起こす前に無料サイトに登録(準備)することをお勧めしたり、ブラック企業の特徴を解説しています。

ぜひ、最後まで読んでみてください。

 

転職にはリスクがありますが、転職活動はノーリスクです。

 

さっそく、解説していきます。

「今すぐ辞めた方がいい会社」の共通するポイント10選

(今すぐ辞めた方がいい会社の共通ポイント10選)

まずは、辞めた方がいい会社の特徴を解説していきます。

今すぐ辞めた方がいい会社の共通ポイント10選

1.給料が安すぎる

2.サービス残業があたり前

3.全然休みが取れない

4.仕事を教えてくれない

5.無駄な習慣がある

6.離職率が高い

7.上司がクソ

8.一族経営

9.小規模事業

10.加算取得に積極性がない

1.給料が安すぎる

給料が安すぎると以下のようなデメリットがあります。

・仕事のモチベーションが保てなくなる

・生活費を確保できずにストレスがたまる

・頑張りどころで頑張れない

毎日頑張って働いているのに、もらえる給料が少ないと安心して生活を送れず

仕事を頑張る意味が見出しにくくなります。

結婚や出産、マイホーム購入、子供の養育費の確保など選択肢も狭まる

なにより自分の将来に希望がもてなくなります

 

国税庁の民間給与実態調査によると

2020年最新版:日本人の平均年収は436万円となっています。

日本人の平均年収:436万円

自分の年収レベルや生活水準を知りたい場合は、436万円と比較してみるといいでしょう。

また、以下のデータは「平均年収ランキング2020年最新版」です。

年齢 男性 女性
10代 162万 114万 137万
20代前半 284万 249万 267万
20代後半 404万 326万 370万
30代前半 470万 315万 410万
30代後半 528万 314万 448万
40代前半 581万 319万 476万
40代後半 635万 313万 502万
50代前半 682万 322万 529万
50代後半 686万 298万 520万
60代前半 537万 242万 416万
60代後半 410万 211万 382万
70代以上 545万 293万 441万
※資料元・国税庁ホームページ:民間給与実態調査及び賃金構造基本統計調査資料を試算した数値。

 

ランキング 業種 年収
1位 電気・ガス熱供給・水道業・ 743万円
2位 医療,福祉 612万円
3位 卸売業,小売業 595万円
4位 複合サービス事業 508万円
5位 情報通信業 514万円
6位 製造業 492万円
7位 サービス業 433万円
8位 農林水産・鉱業 432万円
9位 運輸業,郵便業 411万円
10位 学術研究,専門・技術サービス業,教育,学習支援業 398万円
※資料元・国税庁ホームページ:賃金構造基本統計調査

平均年収より現在の収入が低い場合は、給料が安すぎるかもしれません

あらためて自分の年収を再確認してみてください。

すもも
すもも
どうやったら給料が上がるのか、昇給の仕組みはどうなっているのかを確認することもオススメします。給与形態がどうなっているのか知らないという状況は非常に大きなリスクを抱えています。

 

2.サービス残業があたり前

介護の業界で働いている方の特徴に「優しすぎる」ことがあげられます。

誰かのために役に立ちたいといった思いから介護士を目指される方も多いです。

そんな人の良心につけこんでサービス残業を常態化している事業所もあります

最初はいいかもしれませんが、ずっと続くと流石にきついですよね。

それに

残業代をつけずに、タダで就業時間外に働く「サービス残業」は違法です。

労働基準法37条に「労働時間を延長、又は休日に労働させた場合においては

割増賃金を支払わなければならない」と定められています。

介護は体を酷使する仕事でもあります。

長時間労働は体調を崩してしまうリスクがあるので十分に気をつけてください。

サービス残業して給料がもらえない上に

体調を崩して、正常に働けなくなり、病院にかかって、治療費を支払う。

なんてことにならないようにしましょう。

あなたが休職することで会社は一時的に人手不足になるだけです。

しかし、あなたにとっては一生の問題です。

サービス残業が常態化している会社は「社員を大切にしていないおそれ」があります。

すもも
すもも
上手いこと言って残業をお願いする上司もいます。都合よく使われているだけって場合も多いので本当に気をつけてくださいね^^;

 

 

3.全然休みが取れない

・休日出勤があたり前

・体調が悪いのに休ませてくれない

こんな会社にいると自分のプライベートの時間がなくなってしまいます。

体を壊してしまうリスクも高まります。

村長も前の職場ではなかなか休みが取れず、結果的には顔面神経麻痺(ベル麻痺)という

ストレスが原因とされる病気にかかってしまい、5か月ほど大学病院に通院しました。

仕事はあくまでも人生の一部です。プライベートの時間も大切です。

自分の体をいたわり大切にしてくださいね。

すもも
すもも
村長はこの病気がきっかけになって好条件で受け入れてくれる今の職場に転職をしました。待遇も給料も前よりはるかに良くなったし、もっと早く転職すればよかったと後悔しました^^;

 

4.仕事を教えてくれない

入社した会社で仕事を教えてもらえない場合は、職場の教育体制が整ってないおそれがあります

入社して間もなくても自分からできることを見つけたり、質問したりすることは大切です。

職場は学校ではないので、教えてもらえるまでずっと待っているのではなく

自分が必要と思われる情報を求めていくことも大事だからです。

しかし、次のような状況が続く場合は体制に問題があることが多いため、辞めることを

検討するのをおすすめします。

・いきなり1人でシフトを任せられる

・何度質問しても無視される

・上司や先輩などに相談しても改善されない

・見て覚えろと言われる

・人手不足を理由に教育担当者がつかない

このような場合、しっかりと教えてくれないのに理不尽な責任だけ負わされたりする場合があります

頑張るにも限界がありますよね。

我慢して頑張れば改善する会社ならいいかもしれませんが、無駄な努力になる確率が高いです。

早めに辞めることを検討した方がいいかもしれません。

 

5.無駄な習慣がある

「昔からやっているから」とか「会社の決まりだから」なんて理由で時間を無駄にしている会社は成長性が低く、会社の将来にも不安を感じてしまいます。

やっている習慣に対して、誰もが納得できる理由があるならよいのですが

根拠がない習慣は、時間と労力を大切にしていないので無意味な残業につながるケースも

多いです。

例えば

・記録物の転記が多い

・申し送りが無駄に長い

・タブレットや電子カルテの導入がされておらず、手作業が多い

・備品の買い出し等は業務時間外

・全体行事の時は休みの日でも強制参加

など色々あると思います。

非効率なことを改善せずに放置している会社に未来はないでしょう。

あてはまることがあれば気をつけてくださいね。

もも
もも
これは当てはまることが多いです。周囲の人は決まりだからと気になっていない様子ですが、根拠もないし完全に思考停止しているとしか思えませんでした・・・。

 

6.離職率が高い

介護業界は慢性的な人手不足となっています。

しかし、中にはまったく人に困っていな事業所もあるのです。

定着率の低い会社は人の入れ替えが激しいことによって、長く勤めている人の

負担が増えたり、退職しようとしても引き止められたりするおそれがあります

逆に定着率高い職場を見つけることができたら、そこはあなたにとって良い職場である

可能性があります。

常に人が不足しているのに、いつまでたっても効果的な対策を打たない会社はアウトです。

 

7.上司がクソ

介護職員が転職する理由の1つに「上司に恵まれない」ことがあげられます。

・いくら相談しても改善しない

・そもそも相談したいけど聞いてくれない

・部下に仕事をふるけど、自分は何もしていない

・ミスがあれば部下の責任にする

・結果がでると自分の成果にする

当てはまる項目があればダメ上司の可能性が非常に高いです。

介護業界では、人材不足になると本来はリーダーの素質がない人でも運営基準上必要となるため役職をつけ昇格することがあります。

能力は低いのに勘違いして天狗になっている上司も悪いのですがその上司を昇格させた側にも責任があります。

つまり

人事権をもつ経営層にも問題があるかもしれません。

村長は管理者なので断言できます。

良い職場かどうかは、上司で決まってしまいます

上司に恵まれていない職場で働いている場合は、早めに転職を検討した方がいいかも

しれませんね。

すもも
すもも
事業所のことに真に責任を感じている管理者の下で働くことをおすすめします。つまり、自分原因論を持った管理者です。いつも周囲や部下のせいにしている他人原因論を持った管理者の下で働くほどバカなことはありません!ぜひ自分を大切にしてください。

 

8.一族経営

一族経営の会社には以下のような問題がある可能性があります。

・役職者はすべて家族又はその親族と決められている

・家族間の意見の不一致(家族喧嘩)に振り回される

・ワンマン経営者が多い

・好き嫌いで人事異動や評価が決まってしまう

当てはまる項目があるならその会社に長く勤めてもメリットがありません。

そもそも昇格や昇給のチャンスはありませんし、処遇改善加算の分配率も

ほとんど一族内に配られるように操作されているリスクもあるのです。

従業員側からはこの事実を確認するすべがありません。

経営者に嫌われて不当な評価をされてしまい、精神的なストレスを抱えてしまうおそれもあります。

中にはすばらしい経営理念のもと、社員を大切にしている一族経営の事業所もありますが

「ここは違うな」と気づくことができたら早めに転職を検討してください。

 

9.小規模事業

介護保険法では、法律で介護報酬が決まっています。

なので、どんなに頑張ったとしても1月の売上の上限額は決まっています。

それなら新たに事業を増やそう!と思っても、都道府県または市町村の許可を

もらわないといけません。

しかし、介護保険は国のお金を使って運営されているため

どんどん事業所を増やすわけにはいかないのです。

つまり

小規模で運営している事業所は利益自体が少ないといえます。

これは働く側からすると大きな問題になることがあります。

お金がすべてではありませんが、もう少し給料を上げてほしいと思っていても

複数の事業所を運営している会社と比べて小規模事業所は利益が少ないため

給料を上げにくい仕組みになっていたりするのです。

すもも
すもも
小規模事業所を非難する意図はありません。これから事業拡大を考えていたりするかもしれませんし、好きなことを自由にやれたり経営層と従業員の距離が近いので意思疎通が図りやすかったりなど働きやすい事業所があることも事実です。

 

10.加算取得に積極性がない

介護保険は3年に1度、法改正があります。

介護保険開始から介護報酬は引き下げが続いており

会社からみると改正ではなく、改悪の状態が続いています。

かわりに新規加算の創設もあり、実質的に介護報酬引き下げ分の補填的な役割

担っています。

しかし、新規加算の取得には様々な算定要件が設けられており、簡単にはもらうことができません

業務を圧迫しすぎてしまうような算定要件もあり、なかなか手が出せない現状もあるようです。

それでも、新規加算を積極的に取得している事業所は多く存在します

村長は政府の方針を

介護事業所間の競争率を高めて介護業界全体の質の向上を図る狙いがあると思っています。

新規加算をとらないと売上が伸びない、でも新規加算を取るには厳しい条件がある。

まさに、生き残りをかけた企業努力が試されているのです。

こういった理由から、新規加算取得に積極的でない事業所は将来性がないと言えます。

 

 

「やばい会社とわかったら早めに辞めよう」は甘えじゃない

(甘えじゃない!早めの転職をおすすめする理由)

紹介した「辞めた方がいい会社の特徴」に、いま勤めている会社はいくつ当てはまっていましたか?

もし複数当てはまっていた場合は要注意です。というかアウトです。

早めに転職することをおすすめします。

 

転職をすすめる理由

やばい会社ほど従業員の心身をむしばんでうつ病などの病気を患わせてしまい

まともに働くこともできなくなるだけでなく、今後ずっと病気と付き合っていくことに

なってしまうからです。

村長の最初の転職は過去にブラック企業に勤めたときです。

19歳~25歳までラーメン屋で働いたのですが

先輩や上司はみんな高血圧や糖尿病などの持病を患っていました。

病気の理由は毎日毎日味見のためラーメンを食べ続けていたからです。

店長から「体を壊してみろ、それが一人前の証になる」と真顔で言われたときは

ぞっとしました。

人気店だったので給料はよかったですが、体を壊して通院や治療費を考えると

どう考えてもマイナスです。そもそも病気になりたくないですよね。

それでも頑張ってつづけているうちに、目まいの症状が出てきて次第に仕事ができなくなりました。

目まいの発生頻度が3か月間隔からどんどん短くなってきて

最後には1週間おきに出たので病院にいったらメニエール病と診断されました。

メニエール病は一生治らないそうです。上手く付き合っていかなければならない病気です。

治らない。と聞いたときには正直ショックでした。若いのに持病にかかってしまいました。

 

他にも息苦しくなったり、疲れやすくなったり、気分が落ち込んだり

悪い意味で休みの日も仕事のことが頭から離れないなどありました。

ちょっとでも村長と似た症状がある人、症状がなくても仕事がつらいと悩んでいる人。

つらい環境の中で、すごく頑張っていると思います。

だからこそ、今後は自分のために安心して働ける職場を探してみてほしいです。

 

村長は転職後からメニエール病の症状は出ていません。

管理者といった責任あるポストに就いていますが、毎日楽しく仕事をしています。

良い職場を見つけることは、本当に大切なことです。

 

会社を辞めようかと迷ったら、転職サイトに無料登録だけしてみましょう

(とりあえず転職サイトに簡単無料登録する理由)

会社を辞めることを考えたら、まずは転職サイトに無料登録するのがおすすめです。

さまざまな求人情報をチェックすることには、次のようなメリットがあります。

・いまの会社以外にも働く場所がある安心感を得られる

・現在の転職市場がわかる

・自分にあった業界や職種を考えるヒントになる

・自分のペースで転職活動をすすめられる

やばい会社に勤めているほど、いまの仕事に精一杯で他のことに目を向ける余裕がなくなっているケースが多いです。

だからこそ、さまざまな求人を見ることで、他にも働く場所がある安心感を得たりいま働いている会社と他社を比較できたり、業界や職種の情報を得ることができます。

転職サイトを利用する際は、とりあえず求人を見るだけでもいいし気になる求人があれば応募してみるも自由です。自分の状況にあわせて誰からも邪魔されずに活用できます。

 

最後に

辞めた方がいい会社の特徴を知って早めの対策を!

辞めた方がいい会社の特徴を理解しておけば、自分の心身を守ることができます。

ここであらためて、ダメな会社の特徴をお伝えします。

1.給料が安すぎる

2.サービス残業があたり前

3.全然休みが取れない

4.仕事を教えてくれない

5.無駄な習慣がある

6.離職率が高い

7.上司がクソ

8.一族経営

9.小規模事業

10.加算取得に積極性がない

もし、いま勤めている会社がこれらの特徴に当てはまる場合

早めに退職するのをおすすめします。ストレスから心身を壊してしまうおそれがあるからです。

1日のほとんどの時間を費やす仕事が苦痛だと毎日がつまらなくなってしまいます。

あくまでも仕事は人生の一部。選択肢はたくさんあることを知ってほしいです。

自分が安心して働ける会社を選ぶ権利はあなたにあります。

この記事をよんでくださった方の悩みが解消する参考になれば幸いです。

 

それではまた!