はじめまして、こんにちは。
当ブログを管理しているすももです。
はじめに
まず最初に私は、出世志向がとても強く、本業で成功したいと考えているタイプの人間です。
介護の仕事に就いてこれまでの間、何事もコツコツ積み重ねてきました。
なので当ブログでは「介護士でも必ず稼げる〇〇!」とか「絶対儲ける〇秘情報教えます!」とか「誰でもできる出世術!」みたいなすごい記事は何も書かれていません(ごめんなさいm(__)m)
私は25歳の時に「自分は凡人だ」と気づくことが出来たので、そこからは基本コツコツゆっくり積み上げていく努力家になりました。
それでも私は、介護士で生きていこうと決めている自分を気に入っています。
同じように本業で頑張っていこうと考えている人や、逆に介護士を続けようか迷っている人の為に今日もパソコンの前に座りあれこれ思案しています。
私がこれまで培ってきた小改良の術がお役に立てれば幸いです。
簡単な自己紹介
本職はグループホームの管理者をやっている現役サラリーマン管理職です。
この業界では珍しく?入社当初から周囲の人に「管理職になりたい」と言っていたため大変な変わり者だったようです。
(この出世思考は趣味の読書が大きく影響していると思います)
おかげさまでタイミングにも恵まれ、25歳で介護士になり30歳でグループホームの管理者になることができました。
現在は37歳。
介護歴は12年目となり、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、デイサービス、居宅介護支援事業所の管理者を経験させていただきました。
手前みそですが12年も働いているのでスキルも知識も大幅に成長することができました。
というより、当時はあまりにも子供(クソガキ)過ぎて伸びしろしかなかったと思います・・・。
いまでは責任ある仕事を任せてもらえるようになり、管理業務以外では稼働率が低迷している事業所の立て直しや人材育成が主な仕事です。
そんな激務の日々に喜びとやりがいを感じています。
ブログを書こうと思った理由
きっかけはコロナ禍の副業ブームです。
本業の収入が減ったわけではないのですが、自宅で過ごす時間も長くなり何かできないかなと思い立ちました。
そしてブログという媒体に出合います。
最初から発信内容は決まっていて「どうせ介護を続けるなら出世した方がお得だよ」と言うメッセージ性の記事です。
昨今、働き方改革などで出世に対する風当たりが強くなっていると感じています。
・責任の割りに報酬が少ない
・家族の事は後回しになるし、自分の時間も作れない
などの割に合わないといった理由からだと思います。
しかしそれは必ずしもそうでないと言うことを反論しておきます。
なぜならそれは介護業界が悪いのではなく、会社側の問題だからです。
介護であろうと利益を出している会社は沢山あります。
ぶっちゃけ会社(経営者)が無能なんです。
私の場合ですが、手取額は初任給の14万円から現在は30万円まで増えており、12年で約2倍となりました。
お金が全てじゃないって言う人もいますが、安定した本業収入があってこその言葉だと思います。
20歳から働きはじめたとして、65歳まで約45年間あります。
生産年齢(働き盛り)は実に45年もあるのです。
私は既に17年間消費していますが、まだ28年も残っています。
もし、頑張っても割に合わないと思って実力をセーブしている人がいるのなら、とりあえず管理職になって考えてみてはいかがでしょうか。
本当に割りに合わなかったり、やってみて無理って思うなら辞めてしまえばいいだけのことです。
そもそも論、管理者になっても満足のいく報酬がないのであれば、その会社に一生勤めるかどうかを考え直した方がいいと思います。
本業とは基本コツコツなんです。
派手な魔法なんてなくて、時間をかけてゆっくり立場や報酬を上げていく場所です。
周囲の人(ライバル)がどんどん辞めていくなんて、普通の会社ならありえません。
管理職とは数%の人しか経験できないのです。
今いる会社をみて、もし可能性を捨てているのであれば大変もったいないことだと私は思います。
具体的に何を発信していきたいのか
結論からいうと「ビジネススキル」関連のお話です。
私が12年介護をやっていて学んだことは、介護士は現場だけ経験していても満足いく評価はされないという事実です。
つまり、いつまでたっても稼げないので生活は苦しいままになってしまいます。
現場経験だけではダメな理由を4つあげます。
・物を売る営業とは違うので、個人成績といった概念がない
・介護事業は売上に上限があり利益は分配式なので、当然上役が多くて下役は少ない
・管理職は大変そうに見えるけど、実は現場の方が大変
・出世(と給料アップ)に介護スキルは必要ない
※現場が大好きという人もいますので、この考え方を否定するものではありません。
しかし、お風呂介助を何回やっても、少ない人数で業務を回しても数値化できないために評価に繋げることが難しいのも事実なんです。
「それでも自分は納得できている」なら別にいいと思います。
少しでも「稼ぎたい」とか「今の給料じゃ満足できない」など思って納得していないのであれば、どこかでスペシャリスト(現場プレイヤー)からゼネラリスト(管理マネジメント)へ移行しなければなりません。
なぜなら管理職は稼働率や離職率、売上などの数値化できる仕事をしているからです。
組織と言うのは数値を扱う部署(人)が一番強いのです(国政で例えれば財務省が一番強い)
そしてゼネラリストになるには介護スキルは必要とされず、ビジネススキルが求められます。
リーダーシップ、問題解決力、教育スキル、リスクマネジメントなど他にもたくさんあります。
話を元に戻しますが、ここで私の12年間の経験と人材教育担当という立場が生きてきます。
私は自社の研修会でオムツのあて方とか、高齢者に多い疾患のようなものは研修テーマにとりあげません。
そのようなものは処遇改善加算の算定要件に盛り込んで年間計画で実施すればいいと考えています。
私の仕事は社員の教育なので、介護スキルではなくビジネススキルを教えています。
本業で日ごろから研修資料を作っているので、これをリメイクしてブログにアップしていこうと思います。
(※法人に属している間に作成(発明)したものは原則として法人の所有物になります。このため、リメイク(オリジナル)といった方法をとってブログにアップしています)
そうすることで、介護を頑張っている人を応援したいのです。
ブログは約1年間運営していますが、本業片手間でかなり不定期更新です。
1年で約40記事程度なのでとても少ないです。
最近試しにGoogleアドセンスに申請してみたところ一発合格できたので収益もちょくちょく上がります。
これってモチベーションがあがりますよね。
成果に応じてそれなりに報酬も良くなっているということなので頑張れます。
評価されなければとっくに辞めていますよね。
結局のところ、コツコツが大切なんです。
最後までプロフィールを読んでいただきありがとうございました。
今後も「介護士はビジネススキルで成長できる」といった信念をもって記事を書いていきますので応援よろしくお願いしますm(__)m
【筆者の主な保有資格一覧】
・介護福祉士
・介護支援専門員
・管理者研修修了(地域密着型)
・認知症介護実践者研修修了
・認知症介護リーダー研修修了